ハイエース キャンピングカー

ハイエースにもキャンピングカーはあるのか?

そもそもキャンピングカーとは何か?

 

クルマの中に寝台(ベッド)、ソファー、水道、風呂を備えた乗り物、それが「キャンピングカー」です。
日本の法律上は、乗車定員の3分の1以上の面積に寝台を有する事が条件で、それさえあればキャンピングカーと名乗る事が出来ます。なお、安全上の問題でクルマが動いている時は寝台を使用してはならない事になっています。
必ずしも大きなクルマ=キャンピングカーではなく、最近では軽自動車を改造してそれになっている事もあります。
ナンバープレートの登録は、3・4・5ナンバーのままでも問題なく、特別な行政手続きをしなくてもそのまま公道を走行する事が出来ます。特定の要件を満たしたクルマについては、「特種用途自動車」いわゆる8ナンバーを取得する事も可能です。

 

ハイエースはキャンピングカーにする事が出来るのか?

 

前述のとおり、キャンピングカーは軽自動車でも可能なため、日本国内で販売されている乗用の面積の大きなクルマは、改造すればそれにする事が出来ます。当然ですが、車内の面積が大きい方が有利で、逆に小さい車だと不利です。
トヨタ自動車の大型ワゴン車「ハイエース」。後部座席部分は基本的な面積が広いため、キャンピングカーにするために適しています。

 

しかし、そもそもどうやってハイエースをキャンピングカーにするのか?

 

@自作

文字の通り、自分の手でハイエースをキャンピングカーに改造する事です。
ハイエースは大きく分けて元々乗用と貨物の2種類ありますが、どちらでもキャンピングカーに改造する事が可能です。
具体的な改造方法は説明すると長くなるので割愛しますが、後部座席部分は最低でも寝台は用意します。必ずしも1段ベッドでなくて良くて、多くの人が同時に寝る事が出来るようにするために2段・3段ベッドにする事も出来ます。通常走行する際は座席やソファー等を用意してここに着席します。キャンピングカーに乗車している間、乗っている人が退屈しないようにするため、テレビやDVDプレイヤーを用意する工夫も欲しい所。
水道やトイレを用意する事も出来ます。水を貯めるためのタンクが別に必要で、概ねフロア下、中には屋根の上に設置する事もあります。
自作では、自分が作りたいと思うキャンピングカーにする事が出来ます。ネットで検索すると実に様々な内装が出て来ます。
自作の場合、今お持ちのハイエースをそのまま使用出来る利点があります。
一方で、いろいろと材料や工具が必要な事、自作できる程度の知識と技術が必要になります。クルマに対する知識と技術がないと現実的ではありません。

 

A買う

ハイエースキャンピングカーは販売されています。
しかし、トヨタの正規ディーラーではなく、キャンピングカー専門の販売店で取り扱っており、内装もいろんな種類あります。販売店によってはオーダーメイドを受け付けてくれる事もあります。
お金さえ払えば誰でも買う事が出来ますが、通常のハイエースよりは確実に高く、相場としては新車で安くても500万円前後からです。それもそのはずで、寝台、ソファー、水道等あればそれだけで値段がかかってしまうからです。

 

ハイエースでもキャンピングカーにする事は可能ですが、値段と言う面で見れば自作が有利。但し自作できる知識と技術を有していれば…と言う条件が付きます。
買うと値段的には高くなりますが、確実に出来栄えのいいハイエースのキャンピングカーを手に入れる事は出来ます。

 

 

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