ハイエース ワゴン

ハイエースワゴンのメリット・デメリットは!?

トヨタ自動車の大型ワゴン車「ハイエース」は大きく分けると、ヒトを乗せる「ワゴン」とモノを乗せる「バン」があります。
ワゴンとバンでは構造的に大きく異なります。ワゴンはモノを載せる事が出来ない、購入後ハイエースワゴンオーナーが好きなような形で改造(カスタマイズ)に向かない弱点があります。
ヒトを乗せる事に特化していると言って過言ではなく、従来のワゴン車よりも多くの乗車人数を確保出来ます。
では、ハイエースワゴンの特徴やメリット・デメリットは何なのか?簡単にまとめました。

 

特徴

●10人乗りが基本(10人乗りの場合、前が2人、後ろが8人)。
●グレードは3種類(GL・DX・グランドキャビン)
●ナンバープレート(3ナンバー。5ナンバーはありません。基本的に普通免許で運転出来ますが、乗車定員が10人を越えるグランドキャビンは大型免許が必要です)
●駆動方式(2WD・4WD。両方とも選択できます)
●エンジン(2WDはガソリンとディーゼルの両方あり、4WDはガソリンのみ。ディーゼルの排気量は3,0リットル、それ以外は2,7リットルで、いずれもトランスミッションは4速オートマチック)
●座席配置は、運転席と助手席が2人、後部座席が進行方向右側に2人+2人ずつで、最後部に横4人の合計10人乗り。最後部のシートが4人掛けになっているのが特徴。
●2〜3列目の座席が2人掛けなので、左側は空きスペースになる

 

メリット

●普通免許で運転可能な最大限のクルマ(但しグランドキャビン等の一部車種は不可)
●人を多く乗せる事に特化(常時10人乗りとして座席配置する事が可能)
●2WD・4WD両方あるため、使う目的に応じて選択可能
●「ハイエース ワゴン DX」は、装備を簡略化したベーシックグレード。200万円台で購入できる場合もある

 

デメリット

●人を乗せる事に特化しているため、荷物を置くスペース(トランク)が狭い
●状況にもよるが、乗車定員10人ちょうど乗ると、全員分の荷物を載せる事が出来なくなる恐れ
●10人ちょうど乗る機会がない場合、維持費等の事を考えると“分(ぶ)に合わない”
●2WD・4WDとも、排気量は2,7リットルしか選択肢がない。また、トランスミッションはオートマチックのみで、マニュアルが存在しない。
●エンジンの選択肢はディーゼルがなく、ガソリンのみ。なおハイエースバンにはディーゼルの選択肢もあり。
●「ハイエース ワゴン DX」は乗用車より、商用車に近いイメージで、個人客が使うには向いていない
●ハイエースワゴンは車種・形状により、大きさが大きくなる事がある。そうなると大きすぎて駐車場所に高さ・長さ等の制限で駐車出来なくなる事も。

 

まとめ

ハイエースのワゴンはあくまでも、多く乗せる人を乗せる事に特化しています。
バスに近いハイエースコミューターとは異なりますが、荷物が置けないのが最大の弱点です。
エンジンの種類やトランスミッションに限りがあるため、これにこだわりがなければ、逆に選択肢が少ない分選びやすいと言うメリットもあります。

 

 

ハイエース値引きの為の2大ポイント!